ご無沙汰しております。やっしーです。

今日はちょっと趣味寄りなパソコン絡みの雑談です。

 

 

10月5日についにWindows 11(以下Win11)の提供が開始されました。仕事でWindowsを使うユーザが本格的にWin11に触れるのはまだまだ先かと思いますが、私物でパソコンを持っている人の中には早速Win11にアップグレードされた方もいるのではないでしょうか。

Win11はまだまだ性能面で不安定な面があったりアプリケーションが動かなくなるという報告がなされていますが新しい環境で色々なことを試すのはなかなか楽しいものです。

しかし残念ながら私はとある理由でまだWin11に触ることができていません。
その理由を説明する前にまず我が家のパソコン事情を少しお話します。

 

私の家には今4台(社用は除く)のパソコンがあります。気づいたら増えていました。パソコンとはそういうものです。

ラインナップは以下の通り

  • 自作デスクトップPC (CPU:core i7-2600k Memory:16GB)
    • 11年程前に初めて自作したデスクトップPC
  • ThinkPad X220 (CPU: core i5-2520M Memory:16GB)
    • 社会人1年目に買ったノートパソコン
    • 主に外出用
    • 最後の七段配列キーボード搭載ThinkPad。ものすごくキーが打ちやすい。
  • ThinkPad X230 (CPU: core i7-3520M: Memory:8GB)
    • なんとなく中古1万円で買ったノートパソコン
    • 主に弄って遊ぶ用
    • X220に負けず劣らずキーが打ちやすい
  • ThinkPad T440P (CPU: core-7 4712MQ Memory:16GB)
    • 現在のメインノートPC
    • 色々と改造済み(メモリ増設、SSD交換、モニタをフルHDIPSパネルに交換、CPUをi3からi7に交換)
    • 数世代新しいCPU搭載パソコンに匹敵する性能なのであと数年戦える

余談ですがThinkPadの古い機種は個人で改造する余地が大きく、メーカーが保守マニュアルで詳細な分解手順を提供していることから改造のベースマシンとして需要があります。伝統的に打ちやすいキーボードも人気の元の一つです。
※パソコンの改造は完全に自己責任です。当記事も改造を奨励するものではありません。また、メーカー補償は当然切れるので改造するときは覚悟を決めて、自分だけの責任でやりましょう。

 

一見するとWin11をインストールをすぐに試せそうな状況に見えるかもしれませんが。この4台は全てWin11を正式にはインストールできないのです。

それはなぜか。
ニュースでご存知の方もいるでしょうがWin11はインストール可能なハードウエアに今までよりも厳しい条件があります(参考リンク)。
この中で私の環境に合致しなかった要件は次の項目です。

>TPM: トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0。

TPMとはなんでしょうか。私も最初はなんのことかわからず色々と調べました。

>暗号化用アルゴリズムエンジン、ハッシュエンジン、鍵生成器、乱数生成器、不揮発性メモリ(鍵などを保管)などを備えたモジュールで、TPM内への暗号キーの作成や使用制限をするために利用される。

参考 「​​Windows 11で必須になった「TPM 2.0」って何?TPMの役割や確認方法を紹介

 

つまりハードウエアのセキュリティに関するモジュールですね。暗号化されたストレージにUSBメモリに入れた別OSからアクセスして暗号化解除を試みてもTPMとシステムファームウエアが正常なOS起動状況を記録しているためこれを未然に防ぐことができるようです。

そして私の所持しているパソコンはどれもTPM1.2までしか対応しておらず、Win11をインストールすることができないのです。

新しいOSを試せない。ガッカリして不貞腐れていた私でした。

 

しかし先日とあるニュースを見つけました。Linuxのディストリビューションの一つであるZorin OSの最新バージョン16の正式リリースのニュースです(参考:Zorin OS 16 is Released

Zorin OSは美しいUIとLinux初心者でも扱いやすいデスクトップ環境を備えたUbuntuベースのLinuxディストリビューションです。傷心の私はすぐにZorin OSをインストールしました。インストールしたのはThinkPad X230。こういうときのためにノートパソコンは複数台必要なのです。

 

上はZorin OS 16のデスクトップ。Windows風のレイアウトの他、複数のレイアウトから自分好みのものを選んでカスタマイズ可能

個人的にZorin OSは特にLinux初心者におすすめです。箇条書きで理由をまとめると

  • 10年前のノートパソコンでもキビキビ動作する
  • インストール直後から日本語入力が可能
  • デザインが美しい
  • Windowsに近いレイアウトを選択可能でWindowsからの移行が容易
  • Ubuntuベースであること。運用上のトラブルが発生してもUbuntuの情報を漁れば解決方法を見つけることができる

周囲の環境を考えてもLinuxデスクトップはかつてよりもメインマシンとして大分運用しやすくなったと感じます。ドライバの問題で動作しない周辺機器の問題も少なくなりましたし、最大のネックだったOffice系ソフトの問題もGoogleドキュメントやLibre OfficeというフリーのOfficeソフトの存在でかなり解決します。

個人的に今回一番嬉しかったのは自宅のブラザー製プリンタにLinux向けのドライバが提供されており、簡単に印刷設定までできたことでした。

 

なんだか取り止めのない話になってしまいましたが、もしLinuxデスクトップに興味が湧いてきたらZorin OSはかなりおすすめです。ぜひ一度試してみてください。