久々のすーです。
早いもので今年も残り3か月弱。
あっという間ですね。
9月中旬は毎年iPhone新機種発売!のイベントがあり、
ザギンには長蛇の列がいつもできますね。今年もコロナ(緊急事態宣言中)だけどできるのかな・・・・
世の中的には待ちに待った発売かもしれませんが、
私たちの業界ではこの時期はヒヤヒヤしてます。
それはなぜか?
新OSの仕様や新機種の画面サイズが変わる等のために、
既存のシステムを新機種でも問題なく稼働するか?レイアウト崩れがないか?など、
いろいろ早急に検証する必要があるんですよね。。。
特にB to C(Business:企業 ⇒ Consumer:消費者)のようなWEBシステムやアプリを開発している現場はヒヤヒヤもんです。
そこで今回は検証をテーマとしたいと思います。
そもそも検証とは?
実際に調べて証明すること。物事が正しいのかどうかについて、実際に詳しく調査をするという行動に移して仮説を証明すること、もしくは事実を明らかにすること
我々の業界では、ブラウザ検証や多端末検証とかがあります。
検証の目的は?
世の中には様々なブラウザ、OS、スマホ端末がある中で、
自身が開発したWEBシステムやスマホアプリが想定通りに正常稼働するか?
レイアウト崩れや文字の見切れがないか?
を実際に検証(テスト)を実施し、証明する必要があります。
とはいえ世の中の全ブラウザ、OS、バージョン、スマホ端末の掛け合わせを検証するにはかなりの時間とお金がかかります。
そのため国内シェア率などをベースに推奨するブラウザ、OS、バージョン、スマホ、タブレット端末を決めて置き、
対象を絞って検証することが多いです。
どうやって検証する?
検証方法にはいろいろありますが、いくつか紹介します。
一番簡単なのは多端末検証サービスのテスト会社に依頼するですが、、、
①実機で検証
実際にブラウザやスマホ、タブレット端末で検証する方法です。
■メリット
PC、スマホ、タブレットに対象ブラウザをインストールし検証するだけなので、操作しやすい
■デメリット
実機購入が必要なためコストがかかる
複数ユーザで同一端末の検証できない
■補足
コロナ禍の昨今、リモートワークが続いておりますが、
検証用の実機はセキュリティの問題上、自宅に持ち帰れない等が発生しています。
そんなときは、現場にある検証用実機にもリモートアクセスして検証可能です。
【例】
- 『リモートデスクトップ接続』を使ってPCアクセス
※Mac ⇒ Mac や Windows ⇒ Windows や Android/iOS ⇒ Windows(←これは知らなかった・・・)が可能
※「UltraVNC Viewer」等のツールを使えば、Mac ⇒ Windows や Windows ⇒ Mac も可能
- 『AWS Device Farm』を使ってスマホ、タブレット端末アクセス
※クラウド上でスマホ端末をホストし、実機検証が可能
②ディベロッパーツールで検証
Google Chromeに標準搭載されている開発者用の検証ツール(デバッグツール)を用いて、
様々なスマホ、タブレット端末のブラウザ検証をする方法です。
※Edge、Firefox 等も同様
こんな感じ。
■メリット
実機購入が不要なためコストがかからない
■デメリット
スマホアプリの検証不可
UserAgentを持たせつつ、画面表示幅を変更しているだけっぽいので信用しすぎはNG
最後に
検証は、実装時の確認作業やテスト時のブラウザ検証、端末検証だったり、
必ず利用する機会があると思いますので、参考になればと思います。
※検証方法やメリデメはあくまで個人の見解ですので参考までに。。。