少しずつ暖かくなってきて、木々の緑や花の鮮やかさに癒される季節になってきましたね。
4月になって新しい環境で活動を始める方も多いのではないでしょうか?
olivaでも事業拡大に向けて随時採用活動を行っていますが、今回は採用に関する紹介をしていきたいと思います。
そもそも採用活動とは?
- どのように採用を行っていくか(計画、採用手法の選択)
- どんな人を採用したいか(人物像の明確化)
- 応募者のうち誰に入社してもらいたいか(選定、入社フォロー)
ざっくりですが、上記のようなことを決定・運用していきます。
採用計画や採用する人物像については、企業ごとに内容が異なり、企業の経営方針や実際の現場で求められることを調査しながら決定していく必要があります。
採用手法については、いくつかの方法の中から企業にあったものを選択していくことになります。今回は、その採用手法についていくつか紹介していきます。
①求人広告
おそらく、はじめに思い浮かべるのはリクナビ、マイナビ、doda等の求人サイトではないでしょうか。
求職する側としても、転職を少しでも視野に入れたときに、とりあえずサクッと検索して覗いてみたりすると思います。
求人広告では掲載課金型と成功報酬型が存在しますが、多くは掲載課金型となります。
メリット
- 何名採用しても掲載金額のみで済む(掲載課金型の場合)
- 多くの人の目に触れる機会が高い
デメリット
- 採用できなかった場合でも費用がかかる(掲載課金型の場合)
- 掲載数が多いと他の企業に埋もれる
ハイリスクですがローコストの可能性がある採用手法ですね。
②人材紹介
人材紹介会社に登録している求職者の中から、条件にあった方を紹介してもらう方法です。
求職者も企業もお互いの希望条件を人材紹介会社に伝え、マッチングしてもらうことができます。
メリット
- 条件にあった求職者を紹介してもらえるので、選定業務を減少できる
- 採用するまで費用がかからない
- 人材紹介会社から採用についての助言をもらえることもある
デメリット
- 人材紹介会社が提案しない限り、求職者の目に触れることがない
- 採用が成功した際にかかる費用は他の手法より高い
求人広告とは逆に、ローリスクですがハイコストな採用手法です。
③ダイレクトリクルーティング
最近話題になっているのが、このダイレクトリクルーティング。
求人広告や人材紹介は求職者から探してもらうのに対して、企業側が気になった求職者に対してスカウトを送って積極的にアプローチを行っていくものです。前者が「待ち」の採用手法に対して、後者は「攻め」の採用手法だと言われています。
メリット
- 自社で活躍してくれそうな求職者に対して直接アプローチできる
- 就職意欲の低い潜在層に対してもアプローチができる
- 採用費用が抑えられることが多い
デメリット
- スカウト文面の作成や対象者の検索など、採用担当者の負担が大きい
- 応募数の獲得は難しい
- 採用できなかった場合でも費用がかかる(サービスによる)
採用担当が頑張れば条件の合った求職者を採用費用を抑えられるというものですね。
ただし、ダイレクトリクルーティングには求人広告のように指定された期間で費用が発生するサービスがあります。この場合、採用担当が頑張っても、費用だけ発生して採用できないという可能性も…。
そこで、最近ご紹介いただいてolivaでも利用を始めたのはレバテック株式会社さんの「レバテックダイレクト」。
期間の定めがなく求人を無料で掲載することができ、求職者へスカウトメールを送ることができます。成功報酬によって費用が発生しますが、人材紹介より低めの料金となっています。
ダイレクトリクルーティングに興味があった当社としてはとても魅力的なサービス。キャンペーン中だったため初期費用も無料で始めることができました!
他にも有名なところだとBIZREACH、doda Recruiters、Green 等のサービスがあります。それぞれに特徴があるので、気になる方は調べてみてください!
④就職フェア
人材サービス会社が運営する合同企業説明会です。
複数の企業がブースを展開して、フェアに参加した求職者が気になったブースを訪れて話を聞いて回ります。
メリット
- 1日に多くの求職者と直接話すことができる
- 求職者の就職に対する意欲が高い
デメリット
- 当日の運営や準備に労力がかかる
- 目を引くブースの装飾や担当者のトーク力がないと他の企業に埋もれる
- 採用できなかった場合でも費用がかかる
私は前職で合同企業説明会の主催側として参加したことがありますが、ブースも採用担当の方も魅力的で、それが転職理由になってきたりもするようです。
⑤リファラル採用
自社の社員と繋がりのある友人・知人を会社に紹介してもらう方法です。
メリット
- 自社の社員と繋がりがあるため、先に人物像が把握できる
- 社内へ馴染みやすく、離職率が低い
- 採用費用が抑えられる(無料 or 紹介社員へのインセンティブ支給)
デメリット
- 友人関係と会社関係にギャップがあると人間関係が悪化する可能性がある
- 計画的な採用が難しい
ちなみに、olivaは設立してからしばらくはリファラル採用により社員数を増やしてきていました。現在も継続中ですが、大量採用は難しいのが正直なところです…。
採用手法については他にもいくつかありますが、よく活用されている手法は上記のようなものになります。
それぞれの企業の方針や特徴を考慮し、どの方法が合うのか試しながら採用の成功に繋げていきましょう!