つい最近まで暑かったのに一気に寒くなりましたね。
朝起きてから育てている植物の様子を見にベランダに出るんですが、金木犀の香りから冬の朝の匂いに変わり、冬の訪れを感じます。とかっていうと小説っぽい感じですね。
さて、今回はペット特集です。
私が飼っているオカメインコについての可愛さを伝えていきたいと思います。
オカメインコとは
学名:Nymphicus hollandicus (オウム目オウム科)
飼育下での寿命は15~25年と言われています。我が家のオカメインコは今10歳くらいです。
名前に「インコ」とありますがオウムの仲間です。最小のオウムらしい。
ちなみにインコとオウムの違いは冠羽(トサカ)があるかどうかです。
外見の特徴
冠羽がある
オウムの冠羽の形もそれぞれですが、オカメインコの冠羽は細長い羽がカーブを描いて生えています。
落ち着いているときはリラックス状態。
びっくりしたときや緊張しているときに冠羽が立ちます。かわいい。
ほっぺたのチーク
オカメインコと言ったらこれ!みたいな感じもありますが品種にもよります。
白い子やベージュの子なんかはチークがないです。が、それはそれでかわいい。
サイズはヒヨドリくらい
ヒヨドリって言って伝わります?ツバメより大きくてハトより小さいくらいです。
尾が長くて全長の半分くらいあります。その長い尾を毛繕いしてるのがかわいい。
性格の特徴
もちろん個体差はありますが、一般的に下記のような特徴があります。
甘えん坊、寂しがりや
めちゃくちゃに甘えん坊です。同じ空間にいるところから別の部屋に移動しようものなら鳴き喚きます。
人懐っこい性格もあり、肩や膝に乗ってるときに頭を下げて「頭を撫でろ」と主張してきたりもします。かわいくてつい撫でちゃう。
穏やか、気が弱い
自分より小さい鳥から逆にイジメられることもあるくらい。
私の飼ってる子は気が強めなので結構怒ってつついてきたりしますが。。個体差です。
また、少し大きい物音とかにめちゃくちゃビビります。冠羽とかMaxに立ちます。
酷いときは慌てて飛び回り壁にぶつかったりも。これをオカメパニックと呼びます。
カゴの中とかで起こるとケガをしてしまうので結構やばい。
我が家ではつい先日消防点検で警報が鳴ったときにオカメパニックが起きました。
ちょっとおバカ、気分屋
鳥って体のサイズのわりに頭がいい生物なんです。でもオカメはちょっとぬけてる感じ。
飛べば早いのに無駄に歩いたりズボンをよじ登ったり、毛繕い中に自分の羽が抜けてめちゃくちゃビビったり、頭撫でて気持ちよさそうにしてるのに突然怒り出したり。謎すぎてかわいい。
飼育設備

- ケージ
- 止まり木
- 水入れ、エサ入れ
- 保温器具
- オモチャ
最低限上記があれば大丈夫。
オカメインコは大きめなのでケージも大きくなります。ペットショップで店員さんに適切なサイズを聞いてみてください。
鳥は平熱が40度くらいあり寒さに弱いので冬は保温も大事。ケージに入れっぱなしだとストレスもたまるのでオモチャも欲しいですね。
ケージ内に色々入れすぎるとオカメパニックのときにケガをする原因にもなるので注意。
飼うにあたって
ご飯
オカメインコ用のフードが売っているのでそれをチョイスして主食としてあげてください。
獣医さんからは人工飼料をオススメされましたが、個人的にはヒエやアワなど色々入ってる方が見た目は好き。
人間の食べ物はNGです。緑黄色野菜や果物など自然の食べ物はビタミンも多く好きな子も多いのでOKですが、ものによってはオカメインコの体に合わないものもあるので注意。
遊び
手乗りの子なら最低でも1日1時間はカゴから出して遊んであげてください。
ずっとカゴの中だとストレスが溜まって、自分で自分の羽をむしってしまうこともあります。
気をつけたいこと
フン
鳥は基本的にトイレのしつけはできません。
飛ぶために少しでも体重を軽くする必要があるので、少しずつ排泄する生物なんです。
オカメインコはだいたい15分に1回くらいの頻度で排泄します。
床の上でされるのはもちろん、肩の上や座布団の上でフンをされたりもするので広い心を持ちましょう。
脂粉(イン粉)
鳥は脂粉というフケのような白い粉が出ます。愛鳥家の間ではこれをイン粉と呼びます。
オカメインコは特に多く、カゴの周りは粉雪でも降ったのかと思うくらい白くなったりします。
こまめに掃除する必要もありますが、気管が弱い方は飼うこと自体控えた方がいいかもしれないです。
病院
これはどの動物にも言えることですが、動物も病気になります。
しかも人間のように体調が悪いことを自己申告してくれないし、むしろ隠します。
体調が悪いことに気付いたら病院に連れて行ってあげてください。
特に鳥を診てくれる病院は少ないので、予め鳥を診てくれる病院を調べておくといいです。
最後に
オカメインコのかわいさは伝わったでしょうか?
最近は在宅勤務をする方が増えて動物を飼い始める人も増えたようですが、その一方で安易に飼育し始めたけども飼いきれずに手放してしまう人もいます。
動物を飼う前には「寿命まで日々の世話ができるのか?」「費用面は大丈夫か?」「遠出するときの預け先は?」などなど、色々検討した上で決断してください。
大変なこともありますが、動物はかわいいくて心が癒され、毎日が豊かになります。
動物を飼育している方や飼育を検討されている方は、是非よいペットライフを送ってください!