みなさんこんにちは。かっしーです。

 

これまでolivaのブログは、総務部のうえむーが書いていましたが、みんなで発信しようということになり、その第1号に見事抜擢(!?)されたので、つらつらと書かせていただこうと思います。

 

今回は先日上野の国立西洋美術館で開催されていた、ル・コルビュジエの展覧会に行ってきたことについてお話しします。

 

 

上野の美術館に足を運ぶのは3、4年ぶりです。

 

ル・コルビュジエ(1887-1965年)は、20世紀前半に活躍したスイス出身の建築家で、「近代建築の三巨匠」の一人ともいわれる人物です。

 

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ちなみにこの国立西洋美術館は、コルビュジエが設計した建物で、世界文化遺産に登録されています。

 

建築にはあまり詳しくないのですが、街並みや建物を眺めながら散歩するのが好きな自分にとっては気になる展覧会だったので最終日にすべり込んできました。

 

近代建築の巨匠といわれる彼の展覧会なのだから、どのような作品が展示されているのかと思いつつ入ってみると、意外にも絵画が多く驚いてしまいました。

 

というのも、彼は最初から建築を志していたのではなく、画家を目指して美術学校に通っていました(!)

 

その後、画家として活動を続ける傍ら、建築の分野へと才能を開花させます。

 

サヴォア邸(フランス) 

コルビュジエの建築といえば、従来の石やレンガで造られた伝統的な西洋建築とは大きく異なり、コンクリートを使用したシンプルでモダンな雰囲気が印象的です。

 

彼はなぜ、このような建築を目指したのでしょうか?

 

20世紀に入り、大量生産・大量消費の時代になったことで、人々の生活はこれまでと大きく変化していきました。

 

そんな時代に調和する機能性を重視した建築を目指し、彼は新時代の建築のあり方を追い求めていきます。

 

その関心の対象は建築にとどまらず、なんと「街」にまでおよび、都市計画をいくつも発表します。

パリのヴォンサン計画

 

パリ万国博覧会(1925年)では、パリのヴォンサン計画を発表、人口過密で環境の悪化する近代都市を批判し、都市問題の解決を図ろうと提唱しています。

 

コルビュジエの思想は、当時のフランスでは異端的なもので、ほとんど受け入れられなかったのですが、今の時代にも通用するクールなデザインだなと思います。

 

100年前に都市問題への関心……彼の問題意識の高さには、ただただ尊敬してしまいます。。

 

建築家として有名になってからも絵を描き続け、日々絵と向き合うことが建築へのインスピレーションの源となっていたともいわれています。

 

コルビュジエにとって、趣味の絵画が職業としての建築家に大きな影響をもたらしていたのですね。

 

また、絵や建築に加え、雑誌や家具なども手がけていたことからも、彼の多彩さを伺い知ることができます。

 

彼の作品を身近に触れ、自分の感性を大切にし行動し続けることで、その人らしさ=個性がより磨かれていくのだな、なんて考えたりしました。

 

みなさんは自分自身はどんな感性に秀でていると思いますか?

 

改めて自分に問いかけてみるのもおもしろいかもしれませんね。

 

芸術に触れるのもいいな、と思った休日のひとコマでした。